プロコーチにとってブログが読まれないことは、クライアントを獲得できないことを意味します。
つまり、あなたがクライアントを獲得できるか否かは、読まれるブログを運営できるか否かに懸かっているということです。
そこで今回は、読まれるブログをつくるための10の仕掛けをご紹介したいと思います。
この10の仕掛けを講じれば、あなたは必ずブログでクライアントを獲得できるようになります。
ぜひ、最後までお読み頂ければ幸いです。
1. ターゲットだけに注力する
ブログをつくる上で最も重要なのことは、ターゲットとなる読者を明確に設定すること。そして、ターゲットが求める情報だけを提供することです。
ターゲットがあなたの記事を読んで「これは私のために書かれている!」と、ドンピシャに感じてもらえるような記事を書くことです。
それは言い換えれば、ターゲット以外は度外視し、ターゲットに関係のない情報は一切書かないようにするということです。
ブログを書く時は、目の前にたった一人の読者を思い浮かべ、その人に語りかけるイメージで書くと良いでしょう。
また、読者に対しては、「みなさん」のような一般向けな言葉は使わず、「あなた」という言葉を使いましょう。
これは目の前にいる「あなた」のために書いていますという印象を与えることで、読者は「自分に話してくれている」と感じ、親近感を持ってくれます。
ブログは、読者に向けたラブレターだと思って、一言一句愛情を込めて書くことを心掛けましょう。
2. タイトルで全てが決まる(ブログタイトル編)
ブログタイトルは訪問者に対するあなたの自己紹介です。
あなたが何者で、誰に対して、何ができるのかを一目見て分かるようにしましょう。
コーチのブログには「〇〇コーチ」や、「〇〇コーチング」といったタイトルが目立ちますが、そもそもあなたのターゲットはコーチやコーチングという言葉に反応するのでしょうか?
あなたが当たり前と思っている言葉は、ターゲットには届かない言葉かも知れません。
読者が反応しないような専門用語や造語などは使わないことが賢明です。
もしあなたの読者が「コーチ」、「コーチング」という言葉に反応しない可能性がある場合は、読者が反応する言葉に変換して伝える工夫をしましょう。
ブログタイトルを考える際のガイドライン
- 単純明快 :何をする人か一目で分かる
- ベネフィットが明確:読むことで得られる価値が一目で分かる
- 覚えやすい|シンプル:例)当ブログタイトル「コーチ塾」
- 読者目線 :読者が普段使っている言葉を使う
- 詰込み過ぎない:一度に全てを伝えようとしない
- プロフッショナル性:その道の専門家であることが伝わる
- 地域性 :対面セッションやセミナーなど地域密着向け
以上を参考に、インパクトのあるブログタイトルを考えましょう。
3. タイトルで全てが決まる(ブログ記事編)
ブログタイトル以上に重要なのが「記事のタイトル」です。
記事が読まれるか読まれないかは記事のタイトルで決まります。
なぜなら、読者が記事を読む前にその記事が有益なものかどうかを判断する材料が記事のタイトルにしかないからです。
記事の中身がどれだけ素晴らしい内容であっても、タイトルが適切でなければ、その記事が読まれることはありません。
ブログの「記事タイトル」を考える際のガイドライン
- SEOキーワードを入れる:読者が検索するキーワードが入っている
- ベネフィットが明確:読むことで得られる価値が一目で分かる
- 読者目線である:読者が普段使っている言葉を使う
- 文字数を考慮する:Googleの検索結果の表示は28文字以降は「・・・」になる
- 具体的である:数字を入れる 例)90%、7ステップ、30日
- 簡便性である:簡単、手軽、自分にもできそうと思える
以上を参考に、読者に記事を読んでみたいと思わせるような魅力的なタイトルを考えましょう。
4. 魅せるデザインにする
タイトルと同様に重要なのがヘッダーデザインです。
特にコーチには定番である「アメブロ」を利用している場合には、ここは絶対に外せない部分になります。
ヘッダーデザインはブログに訪れた人の目に真っ先に飛び込んでくる言わばあなたの第一印象です。
ヘッダーが作り込まれているブログと、そうでないブログとでは、訪れた人に与える信用度も大きく違ってきます。
デザインがデフォルトのままや、自作の安っぽいものでは、先を読み進めてみたいという気持ちを失速させてしまいます。
せっかく良質なコンテンツを提供できていたとしても、読む前に立ち去られては意味がありません。
だからと言って目立てば何でも良いという訳ではないので注意が必要です。
ヘッダーデザインを決める際のガイドライン
- あなたのビジネスにマッチしている
- ベネフィットが一目見て分かる
- 派手過ぎず見やすい
- デザイン性よりも伝わりやすい
- デザインはプロに発注する
以上を参考に、訪問者の興味を惹くヘッダーデザインを用意しましょう。
5. 読みやすさを追求する
どれだけ読者の役に立つ記事であっても、難しい単語や専門用語のオンパレードでは、読者は意味が理解できず、途中で読むのを止めてしまいます。
プロフェッショナルとして、専門性をアピールしたい気持ちは必ず出てきますが、知識をひけらかすような文章では読者の心を掴むことは出来ません。
専門的な内容を素人が読んでも分るような読みやすい記事にしてあげましょう。
また、句読点などを適切に使いながら、一つの文をできるだけ短く読みやすくし、最後に文法ミスや、誤字脱字がないかをチェックすることを忘れないようにしましょう。
6. 画像を効果的に使う
5の読みやすさを更に追求するために、画像を積極的に使うことも効果的です。
文章を補足する意味でも、イメージにあった画像を使うことによって、読者の理解をより深める効果があります。
また、図解や動画、音声ファイルなどを活用すれば、より読者を満足させる質の高いコンテンツを提供することが出来ます。
7. 見出しを効果的に配置する
見出しを効果的に配置することで、読みやすい文章を構成することができます。
読者は基本的には文章を流し読みしながら自分の興味のあるものだけに目を留めます。
そこで、各項の頭につける見出しをほんの少し工夫するだけで読者の興味を引くことができます。
効果的な見出しの例
- ニュース性がある:世間で関心の持たれている事象とリンクさせる
- 質問を投げかける:「~だと思いませんか?」など、読者に自分ならどうだろうと考えさせる
- 疑問系にする:「なぜ○○なのか?」など、人は疑問の答えを見つけたくなる
- 数字を入れる:「2ヶ月で確実に5キロ痩せる方法」など、数字は具体的にイメージしやすい
- 意外性をつく:「痩せたければ運動も食事制限も絶対するな!」など、逆説を唱えてみる
- ギャップがある:「いくら食べても太らないスイーツ」など、常識を覆すものは人の興味を引く
以上を参考に、読者が目を留める見出しを用意しましょう。
8. プロフェッショナルである
あなたは情報を提供する立場として、その分野の専門家であることを読者に認識されなければなりません。
なぜならド素人丸出しの人間からは誰も教えてもらいたいとは思わないからです。
プロフェッショナルであるからこそ、読者はあなたの記事に高い価値を見出してくれるのです。
そのため、あなたはプロフェッショナルとして誰よりもその分野に精通していなければなりません。
あなたのブログがライバルのブログよりも遥かに高い価値を読者に提供しなければ、あなたのブログは読まれません。
よって、あなたは常に読者の期待に応えるために、情報収集と知識のアップデートが必要になります。
9. 批判を恐れない
文章を書く時に誰もが陥りやすいのが、「こんなことを言えば、批判されるかもしれない・・」という感情に囚われてしまうことです。
その結果、当たり障りのない無難な文章を書いてしまいます。
しかし、誰からも好かれるような中途半端な文章では読者の心を掴むことはできません。
先述した通り、あなたはターゲットのためだけの文章を書かなければなりません。
ターゲット以外の人にどう思われようがまったく問題はありません。
他人の批判を恐れず、自信と責任を持って文章を書かなければ、読者からの信用を得ることはできないのです。
10. 売り込みはしない
コーチの多くはブログ記事から手っ取り早くクライアントの募集をしますが、ブログで売り込むことは厳禁です。
考えてみてください。まだ相手のことをよく知らないのにいきなり売り込まれたら?
人は誰でも売り込まれるのは嫌いです。
あなたの商品に興味を持ってくれるのは、あなたのファンになった人だけです。
しかし、あなたのブログにはファンの人だけが訪れるわけではありません。
初めて訪れる人や、これからファンになる可能性のある人もたくさんいます。
その人たちにいきなり売り込みをしたら、不快な思いをさせるだけではなく二度とあなたの前には現れないかも知れません。
ブログはあくまでも読者との信頼関係を築く場として位置づけ、読者に役立つ情報を惜しみなく提供しましょう。
それが読者をファンに変え、クライアントを獲得する最も効果的な方法です。
まとめ
さていかがだったでしょうか?
読まれるブログをつくるポイントは、徹底して読者目線に立ったブログを構築することです。
ブログでクライアントを獲得するためには、読者をファンに変えなければなりません。
読者の求める情報を提供し、あなたが読者の役に立てるということを証明すれば、読者は必ずあなたのファンになってくれます。
今回の記事が、あなたのお役に立つことを願っております。
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