あなたは現在コーチングビジネスにどのようなメディアを活用していますか?
各メディアにはそれぞれ特質があり、正しく活用しなければ効果を得られないどころか、かえって逆効果になることもあります。
メディアを正しく活用することは、コーチがブランディングを行う上でも非常に重要です。
そこで今回は、各メディアの正しい活用方法について詳しく解説します。
ぜひ最後までお読み頂けれ幸いです。
1. コーチがメディアで発信する2つの情報
コーチがメディアを活用してブランディングを行うには、具体的に何をどう発信すれば良いのでしょうか?
コーチがメディアで発信すべき情報は以下の2つです。
- 「専門性」
- 「人間性」
それぞれ詳しく説明します。
1-1. 「専門性」
コーチはコーチングに独自の専門性を打ち出し、その分野のプロフェッショナルとしてビジネスを行っています。
しかし、コーチングは目に見えない無形の商品のため、お客様がその価値を自分事に落とし込むことが難しいと言えます。
コーチングの価値をお客様に知ってもらうには、専門性をお客様により分かりやすく丁寧に伝えるコンテンツと、それを発信するためのメディアが必要不可欠になります。
専門性を配信するのに最適なメディア
- ブログ
- メルマガ
- Youtube
などが挙げられます。
1-2. 「人間性」
コーチングビジネスは、コーチングという「専門性」を売ると同時に、コーチという「人間性」も売っています。
たとえお客様にコーチングの魅力を伝えることができたとしても、コーチの魅力を伝えなければお客様に選ばれることはできません。
そこで、コーチという一人の人間の魅力をメディアを活用してお客様に発信します。
人間性を配信するのに最適なメディア
- Instagrum
などが挙げられます。
2. 「専門性」を発信するメディアの活用法
2-1. ブログ
Webで集客を行うコーチにとって、最も重要なメディアと言えばブログです。
パーソナルコーチに関して言えば、ブログなしにビジネスを行うことは不可能と言っても過言ではありません。
ブログはあなたの専門性を伝えるのになくてはならないメディアです。
ブログから専門性(=お客様に役立つ情報)を提供することで、あなたがお客様のお役に立てるいうことを証明することができます。
また、ブログは他のメディアとの親和性も非常に高いので、ビジネスのプラットフォームとしての役割を果たします。
ブログを読む読者の目的
「知りたい情報を得たい」
ブログの活用ポイント
- 読者に役立つ情報を提供する
- プライベートなことは発信しない
- セールスは行わない
2-2. メルマガ
メルマガもブログと同様に専門性を配信するのに適したメディアですが、ブログとは決定的な違いがあります。
それは、メルマガはオプトイン(名前とメールアドレスを登録)してもらう必要があるということです。
ブログコンテンツに興味を示し、さらにあなた専門性について詳しい情報を知りたいと思ってくれた人だけがメルマガに登録してくれます。
メルマガ読者はブログ読者よりもあなたの商品に強い関心があるため、信頼関係を構築しすれば、商品をセールスすることができます。
メルマガに登録する読者の目的
「ブログコンテンツよりも詳しい情報を知りたい」
メルマガの活用ポイント
- パーソナルなアプローチができる
- リスト教育(信頼関係を築く)を行う
- セールスを行う
2-3. Youtube
Youtubeも専門性を配信するのに非常に効果的なメディアです。
動画は見て・聞いて・感じることができるので、文章や音声よりも多くの情報を一瞬で伝えることができます。
Youtubeは比較的誰でも手軽にコンテンツを配信できるのも魅力の一つでしょう。
しかし、手軽だからと言って安易に活用すると逆効果になることもあります。
なぜなら、よほどのパフォーマンス力がなければ、視聴者を感動させることができないからです。
Youtubeの活用はあなたの力量が試されるので、自分のパフォーマンス力を十分考慮した上で活用する方が良いでしょう。
Youtubeを利用するユーザーの目的
「手軽に多くの情報を知りたい」
Youtubeの活用ポイント
- スマホがあれば簡単に動画をアップすることができる
- パフォーマンス次第で効果は絶大
- デモンストレーション、プレゼン、ウェビナー、インタビュー、など活用の幅が広い
3. 「人間性」を発信するメディアの活用法
3-1. Facebook
SNSはあなたの人間性をアピールするのに適したメディアです。
その中でもFacebookは基本的に本名で登録し、個人情報の多くを開示するので、ユーザー間の信用が高いという特徴を持っています。
よって、Facebookは等身大のあなたを知ってもらうのにうってつけと言えます。
但し、Facebookの投稿はあくまでもあなたという人間を知ってもらうために活用し、ビジネス色は極力出さないようにしましょう。
セールスを感じさせる投稿はユーザーに敬遠されます。
Facebookをビジネスに活用する場合は、個人アカウントではなく、Facebookページを利用しましょう。
Facebookを利用するユーザーの目的
「コミュニケーションしたい|相手の近況や活動を知りたい」
Facebookの活用ポイント
- 個人アカウントはあくまでも人間性を発信する
- 投稿内容次第で良くも悪くもイメージ化される
- ビジネスに活用する場合はFacebookページを利用する
2-5. Instagram
Instagramは写真(動画)をシェアする人気アプリですが、正しく活用すれば、あなたの人間性をより良く伝えることができます。
例えば、趣味、ペット、旅行などの写真をシェアすれば、プライベートな一面からあなたの人柄を知ってもらうことができますし、ユーザーとの共通点が見つかれば、より一層あなたに親近感を持ってくれます。
Instagramは、あなたのプライベートを公開するのに適したメディアなので、ビジネス色の強い写真を投稿するのは避けた方が良いでしょう。
Imstagramを利用するユーザーの目的
「相手の近況や活動を知りたい|気になる人やモノを見たい」
Instagramの活用ポイント
- オフショットでプライベートを公開する
- 投稿する写真次第で良くも悪くもイメージ化される
- ビジネスに関連する写真はNG
3. それ以外のメディアの活用法
3-1. Twitter
Twitterは140文字以内という短文を投稿するという利点を活かして、専門性、人間性に関する情報をシンプルに発信することができます。
専門性を発信する場合は、ブログの更新、告知やお知らせなどに活用すると良いでしょう。
また、自分の考えやアイデアをツイートすることでフォロワーの共感を得ることもできます。
但し、商品のセールスはフォロワーの反感を買うので厳禁です。
人間性を発信する場合は、Instagramと同様に写真を使ってプライベートな一面を見せることであなたの人柄をフォロワーに知ってもらえます。
Twitterユーザーの目的
「コミュニケーションしたい|情報収集したい」
Twitterの活用ポイント
- フォロワーとコミュニケーションする
- フォロワーに役立つ情報を発信する
- フォロワーに共感してもらう
3-2. LINE@
LINE@はビジネス向けのLINEアカウントで、一般のLINEユーザーへの情報発信やコミュニケーションが行えます。
専門性を発信する場合は、友達になってくれた人のタイムラインにブログの更新、告知やお知らせなどを届けることができます。
ただし、タイムラインで商品のセールスを行うことは厳禁です。
人間性を発信する場合は、InstagramやTwitterと同様に、写真を使ってプライベートな一面を見せることであなたの人柄を知ってもらえます。
また、LINE@は登録者のすべてに対して同じ情報を発信できるだけでなく、一対一のコミュニケーションも可能なので、相手に合わせて発信する情報を変えることで、登録者一人ひとりと信頼関係を築くことができます。
LINE@を利用するユーザーの目的
「情報を収集したい」
LINE@の活用ポイント
- ユーザーに役立つ情報を提供する
- 相手に合わせて発信する内容を変える
- 1:1のコミュニケーションで信頼関係を築く
まとめ
さていかがだったでしょうか?
コーチングビジネスに活用できるメディアはたくさんありますが、特徴やユーザーの目的に合わせて情報を発信しなければ効果を得ることはできません。
手っ取り早く同時投稿したり、無意味なシェアは控え、常にユーザー目線に立って情報発信を行いましょう。
今回の記事があなたのお役に立てることを願っております。
コメント