私はこれまで200名以上のプロコーチ及びプロ志望のコーチと関わってきました。
また、コーチングビジネスをマクロで捉えるためにリサーチしたコーチの数は有にその倍以上に及んでいます。
彼らを分析し研究を重ねた結果、クライアントを獲得できるコーチにはある共通する特徴があるということが分かりました。
そこで今回は、クライアントを獲得できるコーチに共通する特徴の中でも特に重要な7つをご紹介します。
この7つの特徴をすべて身につけることができれば、あなたもクライアントを獲得することができるはずです。
ぜひ最後まで読んで頂ければ幸いです。
1. お客様のモノ買う理屈を理解している
クライアントを獲得できるコーチは皆例外なくビジネスを理解しています。
ここでいうビジネスとは「お客様のモノ買う理屈」を理解しているということです。
コーチングは目に見えない無形の商品のため、そのままでは売れません。
売れないコーチングを売れる商品に変えるには、目に見えないコーチングの価値をお客様が見て触って感じるくらいに分かりやすく丁寧に伝える必要があります。
クライアントを獲得できるコーチは、お客様がコーチングを自分事に落とし込めるように、お客様のチャンネル合わせてメッセージを発信しています。
お客様にコーチングの価値をシンプルかつダイレクトに届けることができれば、売れないコーチングは売れる商品へと生まれ変わります。
2. 専門性を活かせるコンテンツ力がある
クライアントを獲得できるコーチは、汎用性のあるコーチングをお客様のニーズに合わせた専門分野に特化することにより、その分野でトップコーチのポジションを確立しています。
価値観の多様化が進み、お客様のニーズもより細分化される中で、「専門性×コーチング」という独自性を打ち出すことで、競争率の激しいコーチング業界で差別化を図ります。
具体的には、お客様のニーズに応える専門性の高いコンテンツを提供することで、実質的にお客様のお役に立てるということを証明し、「○○と言えばこのコーチ」と認知されているのです。
3. ライティング力がある
コーチにとって最も重要なマーケティング活動と言えば、ブログを発信することです。
ここでいうライティング力とは、上手な文章を書く技術ということではありません。
読者に文章を読んでもらい、内容に納得してもらい、起こして欲しい行動(メルマガ登録など)を起こしてもらう技術のことです。
クライアントを獲得できるコーチは、読者が喜ぶ質の高いコンテンツを執筆できるので、読者に起こして欲しい行動をスムースに起こしてもらうことができます。
4. 自信を持ってセールスができる
クライアントを獲得できるコーチは、自分の商品を自信を持ってセールスすることができます。
自分の商品はお客様のお役に立つことができるという確かな自信が、セールスすることへの正しいマインドセットになっているのです。
セールスが苦手なコーチが非常に多いですが、セールスを行う上でのポイントは以下の2つしかありません。
- お客様のニーズに応える商品を提供できること。
- お客様と信頼関係が十分築けてから商品をセールスすること。
上記を見れば分かるように、セールスの肝はお客様目線に立つことです。
もしあなたがセールスすることへの苦手意識を克服していと考えているのなら、お客様に提供する「商品」、お客様との「関係性」をもう一度見直してみて下さい。
5. 自分が商品であるという自覚がある
コーチは「コーチング」という商品を提供しているだけではなく、一人の人間としての「生き方」や「考え方」を提供しています。
お客様から人としての共感と尊敬を受けなければ、「この人にコーチしてもらいたい」と思ってもらうことはできません。
コーチは「自分が商品」とはよく言ったもので、コーチ自身の生き様がそのまま価値となります。
クライアントを獲得できるコーチはセルフプロデュース力に長けているので、自分の言動を戦略的に魅せることで、お客様に良い印象を持ってもらうことができます。
6. 優秀なコーチがついている
一流の影には一流がいると言われるように、優秀なコーチには優秀なコーチがついています。
コーチがコーチをつける必要性はたくさんありますが、コーチ自身がコーチングの恩恵を受けていることが最も重要です。
なぜなら、コーチングを売るコーチ自身がコーチングの効果を体現していなければ、お客様に説得力を持ってコーチングを勧めることはできないからです。
また、自分がクライアントの立場に立つことで、コーチのあり方やコーチングの効果を客観的に捉えることができるので、自分がお客様にコーチングを提供する際に非常に役立ちます。
つまり、優秀なコーチをつけることは、自分自身の成果だけではなく、自分のお客様の成果にもつながるということです。
7. コーチという仕事に誇りを持っている
自分の仕事に誇りを持つことは、ビジネスを成功させる基本中の基本です。
仕事への誇りはプロフェッショナルとしての基準を高め、お客様に提供する商品の質を高めます。
クライアントを獲得できるコーチは、コーチという仕事を「天職(ライフワーク)」であると捉えています。
本当に素晴らしいと信じられる仕事だからこそ、努力も苦にならず、立ちはだかる壁も諦めずに乗り越えていくことができるのです。
どんな職業にも言えることですが、自分にしかできない仕事でお客様のお役に立てることこそ自信となり、更なる成長へとつながるのではないでしょうか。
自分への仕事に誇りを持つということは、お客様のお役に立てる幸せを感じながら仕事ができるということです。
まとめ
さていかがだったでしょうか?
今回ご紹介した7つの特徴は、プロコーチで成功するための必須事項です。
もしあなたがこの7つの特徴のいずれか一つでも欠けているとしたら、現状のあなたの結果に表れているはずです。
今すぐすべての特徴を自分のものにすべく取り組んで下さい。
今回の記事があなたのお役に立てることを願っております。
コメント